ここ数年、日本の格闘技界でも何かと話題になるドーピング問題。
公平性や競技性を考えたときには、絶対にあってはならない問題ですが、現実的に全選手をどこまでしっかり管理できるかは、それぞれ格闘技団体の資本力にもよるのかなぁなんて思っていました。
そこで面白い動画を発見!
UFCに参戦が決定している朝倉海選手が自身のYouTubeで「ドーピングについて」という動画をあげています。
ドーピング検査には尿検査と血液検査の2種類があるらしい
そもそもドーピング検査には、
- 尿検査
- 血液検査
の2種類があるそうです。
日本の最大手RIZINで行うドーピング検査は、尿検査が一般的とのこと。
昨年問題になった木村フィリップミノル選手の時は色々な世論が巻き起こったことにより血液検査まで特別に実施していたのが記憶に新しいですね。
UFCのドーピング検査がマジでちゃんとしてる
そこで、UFCのドーピング検査ですよ。
朝倉海選手が動画内で言っていた話だと、
- UFCは3か月先までのスケジュールを提出する必要あり
- 抜き打ちで突然検査員が来る
- 現在のタイで行っているファイトキャンプ中にも来た
とのこと。
タイまで来るってヤバくないすか(笑)
もはや国際探偵レベル(笑)
しかも、
- 突然検査員が来てそのスケジュールの場所にいない場合は電話がきて、1時間以内にその場所に戻れなければ駄目
- 戻れない場合は×がつく
- 3回×がつくと契約違反となる
こんな感じらしいんですよ!!
半端ね~
こんなにUFCって選手を管理してるんだな~と驚きました。
つまりUFC選手は急なスケジュール変更とかは難しい生活を送ってるんですね
UFCの荒くれ者がこんなのちゃんと守るのかな?と思いましたが、確かに結構いろいろな選手がドーピング検査で問題を起こして1年くらいの出場停止って話はよくありますよね。
そういうことだったのか!と思いました。
参戦前の選手に3ヶ月で2回も実施
しかも朝倉海選手はまだUFCで1回も試合をしていないのに、すでに今回のタイでの検査含め2回抜き打ち検査されているとのこと。
そしてその検査方法は血液検査も尿検査も両方行ったらしいです。(今回の検査は尿検査だけだったみたいですが)
内容も厳しく、水をたくさん飲んで出した尿は薄くてダメとか、実際に尿が自分から出てるところを見せなければいけないとか(笑)
ちょっとご飯食べに出掛けてても、家に検査員が来てたらすぐ戻らなければいけないとか、、
聞いてる分には面白いけど、自分の身に起こることと考えたら、、かなり面倒くさいよな~
>>【UFCの視聴方法】どこで見れる?ユーネクストとファイトパスの違いを解説
だからこそ最高峰と言われるUFC
いや~マジでUFC凄いですわ。
これ何が凄いかって、UFCに参戦している選手なんて世界各国めちゃくちゃいるわけですよ。
その選手一人ひとりに年中ドーピング検査を抜き打ちで行うって、、どんだけ金かかるのよ!?って話。(どこかで見た話だと、マクレガー選手が地中海でバカンス中に抜き打ちドーピング検査にあったとかの話もありましたw)
ただ、ここまでしっかりドーピング検査をすることで初めてちゃんとした公平性が図られ、競技性としての価値も上がっているんだなと思います。
朝倉海選手も「オリンピック選手なみ」みたいなことを言ってましたね。
いわゆるこれが世界最高峰の格闘技団体「UFC」であり、今後このレベルに日本も追いついていく必要があるということでしょう。
昨今の日本格闘技界のドーピング問題を見ていて、その風潮や流れはしっかり始まっていると感じています。そしてそれは今後の日本の格闘技界にとってもポジティブなことでしょう。
誰もが納得できる状態で勝負をして、終わった後には誰も何も文句ない状態を作ることが、格闘技の作り手に求められているのではないでしょうか。
今回はUFCのドーピング検査をマジでやばいなと思った話から、日本の格闘技団体も今の風潮を鑑みて、しっかりUFCの良いところを見習ってほしいという話でした。
それでは!
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