2024年7月28日(日)、超RIZIN3がありましたね。(私は仕事でLIVEでは見れませんでした・・・)
今回の超RIZIN3は朝倉未来選手と平本蓮選手のストーリー回収がメインとなった訳ですが。
結果はみなさんご存じの通り平本蓮の秒殺KO(といってもいいでしょう)勝ちという幕切れとなりました。
朝倉未来 vs 平本蓮
今回の対決、私のスタンスとしては完全に朝倉未来選手を応援していました。
JTT(JAPAN TOP TEAM)とジムを改名し、海外から有能なコーチを迎え、体制は盤石なんじゃないかと思わせてくれていましたし、何より2023年のケラモフ戦、YA-MAN戦での秒殺負け(連続負け)からの復活というストーリーを期待していたからです。
事前の大会プロモーションでも朝倉選手はかなりいい表情をしているように見えましたし、平本選手の方がナーバスになっている感じがしていたので、今回は朝倉未来の復活劇という結末を迎える(迎えて欲しい)と思っていました。
しかし、結果は。。。
残念でしたね~
なんというか、、負け方がね、、
とにかく残念でした。
なぜ打撃で勝負したんだろう・・・
私のような格闘技素人のみなさんは、みんな思ったんじゃないかな?
なんで打撃で勝負にいった?
なんでタックルにいかなかった?
私的には朝倉選手のような危険察知能力が高い選手なら、最初の1~2分で平本選手の打撃のヤバさを察知して、グラウンドで仕掛けるということが出来なかったものか?と思ってしまいました。
でもね。
そんな簡単な世界じゃないんでしょうね。
ストライカーとしての意地もあったでしょうし、何より勝負の世界です。
結果が出た後に「たら・れば」は幾らでも言えちゃいますからね。
本当に勝った方が全部持っていき、負けた方がすべて失う、これが格闘技の世界だよなぁ~
辛みです。。
練習では強くても本番では・・・
RIZINの大会が始まる前と終わった後は、それぞれ他の格闘家が出しているYouTube動画(予想や感想など)を見るのが習慣化していますが、今回その中で大会終了後の金原選手の動画が印象的でした。
- 「格闘技はメンタル」
端的に言うと、
平本選手の「喰ってやろう」というメンタルが、朝倉選手の連敗負けしている状況(KOされたくないという感情)、守りのメンタルを飲み込んだと。改めて格闘技はメンタルが大事だ、と。
確かにな、と思いましたし、何事においても”メンタル”って超重要ですよね。
だからこそ、あの朝倉選手の手数の少なさだったのかもな~と思いました。
そして平本選手の方がやるべき事がハッキリしていて、それを遂行したと金原選手は言っていました。
素人目に思ったのは、朝倉選手の今回の戦術は決まっていたのかなーと。
なんか今になって「全局面で俺の方が強い」と試合前に言っていたのが、すごく思い出されます。
一緒に練習している朝倉海選手や他のプロ格闘家の選手もみんな口を揃えて「今の未来選手はヤバい」と言っていましたし、油断を生みやすい状況・環境になっていたんだろうなぁ。。
練習では最強で本番では強くない、みたいな感じになっちゃったのかもしれませんね。
うーん。。
コーチや周りの人間と試合のプランは考えていたのかな・・・
まぁ終わってから一素人格闘技ファンがこんなこと考えてもしょうがないんですけどね(笑)
とにもかくにも、朝倉選手には心からお疲れ様でしたと言いたいですし、ゆっくり休んでくださいという気持ちです。
K-1勢の台頭 世代交代の流れ
あとは今回の大会では、平本選手や久保選手がKO勝利を収めたことで、元K-1勢の台頭、世代交代という印象が付いた大会でした。(斉藤選手と久保選手は同い年ですけどねw)
UFCなんかも立ち技出身の選手がたくさんランキングに入ってきていますし、立ち技出身の選手(しかもチャンピオンクラス)が年月をかけてグラウンド技術も身につけてきたら、そりゃ強いよなって話か。
いずれにせよ、一つの時代が終わりを迎え、これからまた新しい時代が始まっていくという節目の大会になったことは間違いないでしょう。
朝倉兄弟という主役2人を失ったRIZINが、今後どのようなストーリーを作っていくのか。
主役(顔役)を担うのは誰になるのか。
個人的にはここを転換期として、ランキング制を取り入れて欲しいなぁ
でもそうすると選手を契約で縛り付けないといけなくなるだろうし、難しいでしょうねぇ
まぁとにかく。
日本人MMA選手がUFCでも活躍しているし、今後も注目していきたいと思います!
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