コロナ禍の影響もあり、数年間ある種の鎖国状態だった日本の格闘技界。
その影響もあってか「日本(RIZIN)と世界(UFCやBellator)の差はどれくらいなのか」という一つの疑念は、少し薄められるように、そして鎖国状態でも盛り上がれる日本の格闘技界によって作り出された「幻想」があったと思います。
その一つが、朝倉兄弟が最強であるという幻想です。
ただ、兄の未来選手が引退となり、弟の海選手がいよいよUFCに挑戦するということが決まった今。
幻想はなくなり、いよいよ現実を受け入れる準備をしなければいけません!
みなさんも気になっているでしょう。
朝倉海選手はUFCで通用するのか?
個人的には絶対に”通用”はすると思う
いままで格闘技ファンならば、誰しもが必ず議論したことがあるはず。
朝倉海はUFCで通用するのか?
この議論、個人的にずっと思っていることとして、「いやいや絶対に通用はするでしょ」ってことです。
もちろんチャンピオンまでいけるかは分からないですが(このへんはマッチメイクが大きく左右するし)、ランカー入りは絶対出来るでしょと思ってます(いや、信じてます)。※ちなみにこのランカー入りの定義は、#1~#15までのランク入りです。
理由としては、RIZINでの対戦で1勝1敗だったマネル・ケイプ選手がフライ級でランカー入りしているということ。(2024年8月現在ランク#9)
そして、過去の期待されてUFCに挑戦した日本人選手と比べても、朝倉海選手はまだ今がギリギリ全盛期といえる年齢、状態だということです。
朝倉海選手の試合は華があるからUFCでもリリースはされないのでは
そして朝倉海選手はストライカーであり、一発KOを狙えるパンチ、膝があります。
このへんは結構UFCでも人気でると思うんですよね~
そうすれば簡単にリリースもされないでしょうし、数年間しっかりとUFCで試合を重ねていけば、勝ちも負けも経験して、UFCの上位ランカーくらいはいけるんじゃないかな、と。そしてその先にチャンピオンベルトを目指せるのではないかな、と。思います。
いや、そう期待しています(笑)
ちなみにUFCはつまらない試合(盛り上がらない試合)をする選手は勝っていても平気でリリースする厳しい世界です。このへんはエンターテイメント大国アメリカならではでしょう。
アメリカだとグラップリング主体で硬直した状態が続く試合では、容赦なくブーイングが鳴り響きますからね。
事前にアメリカの環境に慣れていることもメリットに
あと朝倉海選手はここ数年で短期間ですがアメリカに修行に行っていました。(複数回行ってましたね)
そこで世界レベルの選手を肌で感じ、環境や空気を理解している経験も大きいでしょう。
そして優秀なコーチを自ら日本に招いてJTTという環境を整えているのですから、、マジで凄いことです。
そう考えると、着々と、着実にUFC挑戦の土台つくりをしてきてるなぁと感心させられますね。
もはや盤石だね、という高田本部長の声も聞こえてきそうなくらい、時は満ちたのではないでしょうか。
まぁということで、色々な観点から見ても朝倉海選手がUFCで通用しない訳ないだろ!という想いを抱くには十分な理由があるのです(笑)
堀口選手が語った「できると思えばできる」
最後に堀口選手が朝倉海選手はUFCで通用すると思うか?と聞かれた際の回答が印象的だったので紹介しておきます。
「日本人は駄目だみたいな決めつけが凄いあるんで。そういうネガティブな気持ちじゃなくて、やってやろうとかプラスの気持ちでいけば絶対勝てると思うんですよ」
「だから海君にも凄いチャンスはあると思いますよ」
これね。ホントこれでしょ。
堀口選手はよく「絶対できる」という言葉を口にしています。
その思考、メンタルがあれば絶対に日本人でもUFCで通用するはずだと。
かっこいいよなぁ~
結局はケージの中でゴングが鳴ったときに、自分を信じられるメンタルが大事だと!
大丈夫だ。我らが朝倉海はやってくれるはずだ。
まずは初戦、必ず勝ちたいな~
いや、絶対勝つ!
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